日産自動車、EV利用者向け充電サポートプログラム「ZESP3」の利用料金を改定 店舗での急速充電電力も100%再エネ化

日産自動車は、電気自動車(EV)オーナー向けの充電サポートプログラムである「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」(以下、ZESP3)の利用料金を2023年9月1日より改定し、日産のEV利用者専用のサービスとしてリニューアルすることを発表した。

またあわせて、カーボンニュートラル社会の実現に向け、日産販売店舗等にてZESP3を利用して急速充電器でEVを充電する場合の電力を100%再生可能エネルギー化するとのことだ。

日産自動車、EV利用者向け充電サポートプログラム「ZESP3」の利用料金を改定

ZESP3は、日産販売店舗および高速道路SAやコンビニ等に設置された、e-Mobility Power(イーモビリティパワー)が運営する急速充電器・普通充電器を利用してもらうための充電サポートプログラム。現在、全国で約7,900基の急速充電器を含む、約20,000基の充電器を利用することができるという。

今回、利用者から寄せられた声を反映し、充電料金の課金単位を従来の10分単位から1分単位へ変更して利便性を向上するとともに、昨今の電気料金高騰の影響に伴い、下表のとおり料金を改定。

なお、これまで展開してきた「3年定期契約」への新規申込受付は、2023年5月31日をもって終了となるとのことだ。

改定料金表

■概要

●料金改定に伴い、プラン名称がプレミアム10からプレミアム100などに自動的に変更。
●充電サービスカードの利用開始にあたっては1枚あたり事務手数料1,650円がかかる。
●追加カード(1つのZESP3契約に対して充電サービスカードを1枚追加可能なオプション)は月額基本料金2,200円。充電料金は契約プランに準じ、プランに含まれる無料充電分数は2枚のカードで共有される。
●3年定期契約中の利用者の解約時の違約金(13,200円)は、2023年6月1日から8月31日の間、免責となる。

なお、ZESP3各プラン共通のサービスとして、レンタカー利用の際に基本料金が最大50%割引となる「日産レンタカー割引サービス」、万が一の電欠時のレスキューコールや費用補償を行う「エマージェンシーサポート」は継続して提供し、利用者のEVライフをサポートするとのことだ。

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