三井不動産、新木場に賃貸ラボ&オフィス事業「三井リンクラボ新木場2」竣工 「(仮称)三井リンクラボ新木場3」の開発決定

三井不動産は、賃貸ラボ&オフィス事業の「都心近接型」として、「三井リンクラボ新木場2」を竣工するとともに、「(仮称)三井リンクラボ新木場3」の開発を決定したことを発表した。

また同時に、新木場駅前の新木場センタービルに、ライフサイエンスプレイヤー向け賃貸オフィスと会議室を有する拠点「ライフサイエンスハブ新木場」も開設したとのことだ。

4つのライフサイエンス施設を整備し、新木場を研究者の集まる街に

三井不動産は、2021年7月にオープンした「三井リンクラボ新木場1」含め計4施設を新木場エリアに整備し、研究者をはじめとする様々なライフサイエンスプレイヤーの集積を図っていくという。

新木場エリア2棟目として4月に竣工した「三井リンクラボ新木場2」は、「新木場」駅徒歩7分の場所に立地。延床面積は18,232㎡とラボ&オフィス最大規模の施設で、フラッグシップ物件となっている。

「三井リンクラボ新木場2」外観(南東側))

三井リンクラボ新木場1同様、様々な実験シーンに対応可能なラボ設計しているほか、コンセント・シンク等を予め用意し、初期費用を抑えて直ぐに入居できる70~100㎡程度の区画をスタートアップ企業向けに用意するなど、多様な企業のニーズに応じた環境を整備しているという。

三井リンクラボシリーズ初ZEB Readyなど、認証の取得や太陽光発電の設置を行う環境対応し、社内外のコミュニケ―ションを活発にする様々な共用部も完備されている。

共通機器室・・コミュニケーションラウンジ

また、開発が決定した新木場エリア3棟目となるラボ&オフィス「(仮称)三井リンクラボ新木場3」は、「新木場」駅まで徒歩6分と新木場エリアで展開するラボ&オフィスの中で最も駅近な施設となっている。

千石橋のたもと、水辺を臨む開けた区画に立地しているため周囲からの視認性も高く、すでに竣工した2棟と合わせて、新木場を訪れた人に“研究者の集まる街”と印象付ける物件になるとのことだ。

「三井リンクラボ新木場3」外観イメージ

なお、三井リンクラボシリーズはこれら新木場エリアの3棟に加え、すでに稼働している2物件(「三井リンクラボ葛西」「三井リンクラボ柏の葉1」)を合わせ、5棟体制になるとしている。

さらにライフサイエンス事業における「場の整備」をさらに進めるため、「新木場センタービル」の7階に、新たなライフサイエンス拠点「ライフサイエンスハブ新木場」を整備。

新木場センタービル

ほかにも、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンとの協働や入居企業を支援する三井のラボ&オフィスの新サービス「三井リンクラボ オープンイノベーション支援プログラム」なども推進することで、ライフサイエンス領域のエコシステム構築を加速させていくという。

三井不動産は、街づくりを通して「場」と「コミュニティ」を提供する「プラットフォーマー」として、ライフサイエンス分野をはじめとした産業活性化や新産業創出に貢献していくとのことだ。

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