京都・西京極「山下組」は、新事業として北野天満宮から徒歩5分、上七軒エリアにある閑静な住宅街に、築100年以上の京町家をリノベーションしたプライベートサウナ「sayoka」を、5月25日にグランドオープンすることを発表した。
「sayoka」は、京都市の個別指定京町家を再生したサウナ施設。
京都の街並みや生活文化の象徴である京町家は、保全・維持が出来ないという理由で空き家になるケースが散見されていたため、同社が京町家を次代へ繋ぐために再生するために一念発起し、立ち上げたプロジェクトとなっている。
「sayoka」のコンセプトは「サウナで最高の余暇を」。sayokaの考える余暇とは、時間を贅沢に使い、無になる時間を楽しむこととし、一棟貸し切りのプライベート空間にて贅沢な時間を過ごすことで、人と人を繋げるハブとしての場がsayokaになることを目指しているとのことだ。
なお、施設プロデュースは京都・鷹峯にある森のサウナReplusが行っている。
■施設のこだわり
1.贅沢な「寝サウナ」
「sayoka」では会話を存分に楽しむことができるよう、寝っ転がれるオリジナルサウナを施工。ロウリュは「ほうじ茶ロウリュ」。施設周辺の茶舗にて焙煎したほうじ茶を楽しむことができるという。
2.唯一無二の外気浴スペース
京銘竹の老舗である「横山竹材店」へ施工を依頼した唯一無二の「やたら編み」外気浴スペース。1本1本を職人が丁寧に施工して作り上げられており、水風呂後に最高のととのい体験を提供するとのことだ。
3.京都のストーリーを繋ぐアイテム
利用者と京都をつなぐハブとなるために、京都企業にて製作されたインテリアや備品を数多く採用。サウナだけでなく、京都の伝統工芸品に触れ美意識を高めることできるとしている。
■施設概要
施設名称:sayoka
施設住所:京都市上京区溝前町83客室数:1室(1日5組限定)
利用人数:5名まで(男女利用可能。利用時は水着着用)