京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO」(京都市下京区)は、使われずに長期間保管されていた食器を再びカラーリングする「リカラー」を初めて実施したと発表した。
隣接する姉妹ホテル 京都センチュリーホテルで約13年前に使用されていた約50枚の食器をリカラーし、館内のレストラン「SCALAE」の朝食で使用しているとのことだ。
リカラーは、古くなった食器に改めてカラーリングを施し新たなデザインの食器としてリニューアルできるため、割れていないのに食器を廃棄処分するという問題を解決することが可能。
今回の取り組みは、「SCALAE」の朝食リニューアルに合わせて、食事そのものだけでなく、食器における「サステナブル・コンフォート」を目指したもので、循環型の食器作りを推進する洋食器メーカー ニッコーの協力を得て実現したという。ニッコーがホテル食器のリカラーを行うのは今回が初めて。