ファミリーマートは、新型コロナウイルスの影響で一時休止していた「ファミマこども食堂」を再開すると発表した。5月24日に東京都世田谷区の店舗での再開を皮切りに、6月以降、全国の希望する店舗にて順次実施していくとのことだ。
「ファミマこども食堂」は、店舗近隣に在住の子どもたちや保護者を対象に、参加者が一緒に楽しんで食事をする場を提供し、地域交流を活性化する取り組み。店舗のイートインスペースなどを活用して開催される。
また、食事以外にも子どもたちによるレジ打ち体験や商品陳列体験などの体験イベントを実施し、参加者同士の交流を図るとしている。
ファミリーマートは、2019年4月から「ファミマこども食堂」の取り組みを全国の店舗で開始。
こども食堂には食事支援や孤食の解消、食育など様々な目的がある中で、「ファミマこども食堂」は、子どもたちが一緒に食事ができる場所づくりを通じて、地域交流の活性化を目指すことが最大の特徴だという。
1年間で約360回、延べ約4,100人が参加するなど、取り組みは広がりを見せていたが、新型コロナウイルスの拡大の影響を受け、2020年3月以降一時休止していた。