双日プラネットは、神戸市とアサヒグループジャパンと共に、PETボトル用キャップ(以下、キャップ)の水平リサイクル「キャップtoキャップ」の実現に向け、事業連携協定を締結したと発表した。プラスチック資源循環に関する社会課題解決の早期実現を目指す。

双日プラネットは、2023年1月からアサヒグループジャパン、日本クロージャーと「キャップtoキャップ」の実現に向けたコンソーシアムを発足し、キャップの回収スキームの構築や技術検証、品質基準の確立に取り組んでいる。

一方、神戸市は、プラスチックリサイクルを推進するプロジェクト「KOBE PLASTIC NEXT」を展開し、持続可能な地域づくりに取り組んでいるという。

今回の連携により、神戸市で回収されたキャップの一部を「キャップtoキャップ」の技術実証で活用し、キャップのリサイクル実態の把握や回収方法の確立を目指すとのことだ。

■事業連携内容
(1)PETボトル用キャップの水平リサイクルの推進
(2)市民参加のセミナーの実施などによる地域社会や市民サービスの活性化
(3)持続的な街づくりの推進

双日グループは、脱炭素社会・循環型社会に貢献する環境ビジネスの創出を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。