JR九州、NFT活用の「JR九州NFT」プロジェクト開始へ 交通機関や宿泊施設の利用でNFT配布 特典なども用意予定

ピー・アール・オー(以下、PRO)と九州旅客鉄道(以下、JR九州)は、NFTを活用した「JR九州NFT」プロジェクトを開始すると発表した。

「JR九州NFT」プロジェクト

「JR九州NFT」は、JR九州がNFTを活用して、利用者に新しい価値や九州の楽しみ方を提案するプロジェクト。PROは、技術面からJR九州NFTプロジェクトに参画するとのことだ。

同プロジェクトでは、NFTを売買のためのコンテンツとしてのみで使用するのではなく、駅や列車およびバス等の交通関連に加え商業・宿泊施設等の利用に対してもNFTを配布することで、「記念」や「証明」として楽しむことがでるものとして検討を進めているという。

また、保有したNFTの種類や数に応じて、新たなNFTのプレゼントやサービスが受けられるなど、暮らしに嬉しい特典も用意予定としている。

JR九州は、「JR九州NFT」プロジェクトを通して、利用者との新たな関係性の構築を目指すとのことだ。

「JR九州NFT」プロジェクト

■概要

特長:
(1)JR九州独自のNFT販売サイトである「JR九州NFT」を新設。
(2)「JR九州NFT」では、暗号資産ではなく日本円による決済でNFTコンテンツが購入可能。
(3)駅や列車・バス、関連施設等の利用で、NFTコンテンツの取得が可能。
(4)保有するNFTコンテンツおよび数量等により、限定NFTやサービス等の特典が受けることができる。
(5)保有するコレクションは、販売サイトと連携した「ウォレット」でスムースに確認可能。
(6)ウォレットへは、通常のログインに加え、ウォレットカードをスマホにかざす方法でもアクセス可能。
(7)対応ブラウザ:Google Chrome、Apple Safari、Microsoft Edge

開始時期:
2023年7月予定
※販売・配布するNFTの内容や方法、時期については決定され次第発表。

NFTコンテンツ第1弾:
2023年5月10日~12日開催の「ブロックチェーンEXPO春」会場内「CryptoLab/PROブース」にて試験配布予定。

●会場:第4回ブロックチェーンEXPO春
東京ビッグサイト南展示棟「CyrptoLab/PRO」ブース(ブース番号:21-21)
●数量:限定なし
●対応:Google Chrome
※同試験配布NFTについてはChromeのみを対象とする。

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