グローバルバイオファーマ製薬企業のブリストル・マイヤーズ スクイブは、日本におけるLGBT平等法の導入を支持し、「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」への賛同を表明した。
同宣言は、一般社団法人 性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会(LGBT法連合会)、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ、国際NPOアスリート・アライ、国際NPO ALL OUTが共同で策定。LGBTなどの人々の権利を保護し、日本がビジネス分野を含めた公正な社会であることを示す目的で制定されたという。
ブリストル・マイヤーズ スクイブは、多様性を尊重し人を大切にする企業理念と、誰もが平等に扱われるインクルーシブな職場・社会づくりを目指すLGBT平等サポート宣言の趣旨が一致したとして、賛同を決定。
同社は、性別や国籍、年齢だけでなく、価値観、考え方、性格、性自認、性的指向など個々の多様性を広く受け入れており、その一環として、家族の定義を広げ、法的婚姻関係や血縁関係にかかわらず、すべての社員とその事実上の家族に対して福利厚生などを適用している。
また、全世界で8つの有志社員ネットワークを組織し、社内外でのダイバーシティとインクルージョン推進を行っているという。その一つであるPRIDE Allianceは、日本を含む世界21か国でLGBTQ+が働きやすい職場環境の構築に取り組んでいるとのことだ。