母親はビジネスパーソンより睡眠の質に満足していない　「寝ても疲れが取れない」「子供に起こされる」

ウェルネス関連事業を展開するTENTIAL（以下、テンシャル）は、日本全国の20〜50代女性510人を対象に「母の日と睡眠の質に関する調査」を実施し、結果を公表した。

■母親はビジネスパーソンより睡眠の質に満足していない。睡眠の質が高くない母親は70%

母親のうち、約70%が睡眠の質が高くないと回答。これに対して、3月に実施されたビジネスパーソンへの調査では、60%が同様に回答しており、母親の方が睡眠の質に満足していないことが明らかとなった。

睡眠の質が高くない具体的な理由としては、「子どもがいるためなかなか睡眠時間を確保できない」「授乳で夜中起きたり、朝も子供が早起きすることもあり、イラッとしてしまう」「寝る前しか自由になる時間がなく、寝るのが遅くなってしまう」といったエピソードが挙げられたという。

母親が睡眠によって解決したいことは、「ストレス」「倦怠感」「集中力の欠如」など全体的に高いものに比べて、「イライラや怒りっぽさ」が上位に。

旦那や子供など家族と過ごす時間も多く、イライラしてしまうことを自覚する機会が多い母親ならではの悩みを解決したいという声が聞かれたとのことだ。

■睡眠の悩みを持つ母親は56.5%。55.7%が「寝ても疲れが取れない」

母親の56.5%が睡眠の悩みを持っており、その中で最も多かった悩みは「寝ても疲れが取れない」で55.7%。「子供に起こされる」という悩みも38.5%と多く、育児における睡眠の難しさがわかる結果となった。

■母親にあげたいプレゼントは「食べ物」「フラワーブーケ」「睡眠グッズ」「旅行」

女性が母の日に贈りたいプレゼントのベスト3は、「食べ物」「フラワーブーケ」「睡眠グッズ」「旅行」（同率含む）となった。定番のプレゼントである食べ物やフラワーブーケ、旅行に加えて、睡眠グッズが選ばれており、プレゼントとして一定のニーズがあることが分かった。

■女性が母親に最も感謝を伝えたいシーンは結婚したとき

女性が母親に感謝を伝えたいシーンでは、「結婚したとき」が最も高く31.8%。また、結婚1年以内の新婚者のうち、80%が今年の母の日に母親にプレゼントを渡したいと考えており、結婚の節目に親への感謝を示す人が多いことも分かった。

【調査概要】
調査期間：2023年4月3日～4月5日
調査方法：WEBアンケート
調査委託先：ネオマーケティング
調査エリア：全国
調査対象者：20～50代女性
回収サンプル：510

＜参考＞
TENTIAL『母の日と睡眠の質に関する調査』