RIZAPグループは、埼玉県久喜市と全国初の市町村単位の自治体との包括連携協定を締結したことを発表した。これは、コンビニジムを活用した健康支援等に関する包括連携としても、初の事例となる。
久喜市は「健幸(けんこう)・スポーツ都市」を宣言し、スポーツや運動を通じて心身ともに健康で、笑顔あふれる活力あるまちづくりを目指しているという。
今回、RIZAPグループの子会社であるRIZAPが、これまでに培った知見やノウハウを活用し、久喜市が目指す「健幸(けんこう)・スポーツ都市」としての発展に貢献するために連携することとなったとのことだ。
■包括連携事項と協定に基づく取組内容
1.健康づくり・食育に関すること
・メタボ予防プログラム、健康プログラム、健康増進セミナーの実施(RIZAPトレーナーの派遣)
・個別プラン(食事・運動)作成への助言やオンライン講座
・メタボ者へのアプローチ方法の助言など生活習慣病予防に関する運動講座
・健康的で豊かな食生活を送るための料理教室、心身の健康を促進するための講座の開催
・コンビニジムの設置(コミュニティセンターや公共施設のほか、空き店舗等を活用した官民連携コンビニジム設置で健康支援実施)
2.介護予防に関すること
・介護予防事業への協力・連携(運動指導、食事指導等)
・フレイルを予防し、健康寿命を延伸するための講座の開催
3.スポーツ振興に関すること
・市主催の各種スポーツイベントへの講師派遣、出展
・公共スポーツ施設へのトレーナー派遣
4.教育に関すること
・市内小中学生を対象とした体力向上に関するオンライン講座・体験会の実施
・健康増進に関する生涯学習講座の実施
5.農業・商工業の振興に関すること
・空き店舗等の活用:コンビニジムの設置
6.その他、地域活性化及び市民サービスの向上に関すること
・久喜市立図書館雑誌スポンサー事業
・一時避難場所の提供
(コンビニジムの設置が実現した場合に、帰宅困難者及び避難者に対して、施設の一部を受け入れ施設として使用すること)