ブリヂストンは、タイヤ・原材料の国内6工場(防府・栃木・那須・久留米・甘木・佐賀工場)で使用する購入電力を全て再生可能エネルギーに切り替えたと発表した。また、化工品2工場(関・熊本工場)でも再生可能エネルギーへの切り替えを開始しており、今後展開・拡大を進めていくという。

今回の切り替えにより、国内の生産拠点での再生可能エネルギー比率(電力)は約90%となるとのことだ。

再生可能エネルギー100%を達成した久留米工場

ブリヂストンは、サステナビリティを経営の中核に据え、2030年までにCO2排出量を2011年比50%削減し、2050年にはカーボンニュートラルを達成するという明確な目標を掲げている。

また、生産拠点のグリーン&スマート工場化を推進し、再生可能エネルギー比率(電力)を2023年に50%以上、2030年までに約100%達成することを目指しているという。同取り組みは、国内だけでなく、欧州グループ会社や中国の工場など、グローバルな拠点でも進められているとのことだ。

今後も購入電力の再生可能エネルギーへの切り替えを進めるとともに、太陽光発電の拡大やエネルギー効率向上施策を実行し、CO2排出量の削減を加速させていくとしている。