ジェイテクトは、産業用ドローンの開発を手がけるプロドローンに資本参加すると発表した。
プロドローンは、国産ドローンメーカートップの特許取得数を誇り、物流インフラの向上や災害時の救援物資輸送に役立つドローンの開発を進めている。
プロドローンが開発中の「空飛ぶ軽トラ」は、50kgの荷物を搭載し、50km飛行が可能。この技術は、物流インフラが不十分な地域の輸送手段や、災害時に医薬品や救援物資を運ぶ手段として活躍が期待されているとのことだ。
ジェイテクトはプロドローンの経営姿勢に共鳴し、これまで電源関連技術の提供などで協業を進めてきたという。
今回の資本参加により、両社は共に社会課題を解決するパートナーとしての関係を強化。ジェイテクトが開発した高耐熱リチウムイオンキャパシタは、プロドローンの産業用ドローンへの搭載が検討されており、自動車やドローンなどのモビリティ技術発展に向け、国内外の顧客に製品・サービスを提案していくとしている。