LinkedIn(以下、リンクトイン)は、2023年版「今、働きたい会社」ランキングのトップ25社を発表した。

LinkedIn、「今、働きたい会社」ランキング トップ25を発表

同調査は米国で2015年から開始され、日本では4回目となる。リンクトインユーザーの実データに基づいて、「昇進の可能性」、「スキルの獲得」、「仕事の安定度」、「社外からの魅力」、「社内のつながり」、「社員の多様性」の6つの軸で評価し、「社員をより成長させてくれる魅力的な会社」として順位付けされているとのことだ。

2023年版「今、働きたい会社」ランキングトップ25

2023年版ランキングの特徴は以下の通り。

●製薬やヘルスケア企業が増加

武田薬品工業(3位)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(9位)、ノバルティス(17位)など、新型コロナ禍を経て、ヘルスケア分野の活況ぶりが反映されている。

●日本企業がランキングに定着

富士通(7位)、日立製作所(10位)、ソニーグループ(16位)など、日本発のグローバル企業がランキングに定着し、事業領域に関わらず世界を舞台に事業を展開する企業が上位にランクイン。

●海外グローバル企業の業種が多様化

アマゾン・ドット・コム(1位)、アルファベット(2位)、アクセンチュア(4位)など、以前からランキング上位に名を連ねるネット関連企業以外にも、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、コンチネンタル、マッキンゼー・アンド・カンパニーなど、消費財、製造業、サービス業など幅広い業種の企業がランクイン。

■企業データについて
対象企業:2022年12月31日時点で該当国/地域の社員数が500人以上で、過去12か月間の社員離職率が10%以上でないこと。2022年1月からランキング公開日までの期間に社員の10%以上を削減した企業や、LinkedInデータ上で離職率が10%以上の企業は対象外。ランキングは親会社のみを対象とし、子会社の情報は合計スコアに集約。人材派遣会社、非営利団体、教育機関、政府機関および政府所有の事業体を除外。企業情報は、LinkedIn Talent Insights(2022年12月31日時点の情報)の公開データから取得。LinkedInの親会社であるマイクロソフト、マイクロソフトの子会社は除外。
調査期間:2022年1月1日〜2022年12月31日。