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駅探が運営するメディア「駅探PICKS婚活」とナイルが運営するメディア「Appliv出会い」は、全国10,176名の既婚男女を対象に、婚活に関するアンケート調査を共同で実施し、結果を公表した。
今回は、千葉県の婚活に関するアンケート調査結果となっている。
■千葉の人が知り合ったきっかけ1位は「知人や友人からの紹介」
全国20代〜60代の既婚男女10,176人に、現在のパートナーとどこで出会ったのか調査を行った結果、千葉県の1位は「知人や友人からの紹介」で43.9%、2位は「職場恋愛」で30.7%となった。
3位以降は、マッチングアプリや結婚相談所などの「婚活サービス(8.3%)」、「同じ学校(5.9%)」、街コンや婚活パーティも含む「合コン系(1.0%)」などがランクイン。
■現在のパートナーと「結婚相談所」で出会った割合、千葉は東京に次ぐ関東2位
現在のパートナーと「結婚相談所」で出会った割合を関東地方で比較してみると、千葉県は5.0%で東京に次ぐ、関東2位という結果に。
関東地方は全体的に結婚相談所の割合が多く、全国トップ5でも千葉は4位に入るほど。
また、千葉県は市が運営する婚活支援が豊富で、たとえば旭市の「旭市出会いコンシェルジュ」や我孫子市の「あび・こい・ハート」など、若年層の定住化を促す観点から、結婚相談所の紹介や婚活イベントを開催するような取り組みが身近にあるという。
背景から、千葉県民にとって結婚相談所という選択肢が他県よりも想起しやすい状態になっているのではないかと同社は考察している。
■千葉の人が結婚までに至った期間は「半年以上~1年未満」が最多、結婚相談所きっかけの人は9割が2年未満でゴールイン
次に、結婚までに至った期間をたずねたところ、最も多かったのは「半年以上~1年未満」で24.0%、2番目は「1年以上~2年未満」で22.5%となった。
千葉県は、全国平均と比較すると「5年以上」の人がやや多い傾向にある一方、これを結婚相談所がきっかけで出会った人に絞ってみると、「5年以上」の割合は0%、2年以上でまとめても、わずか10%にとどまる結果に。
結婚相談所は、初めから結婚相手を探すことが前提にあるため、結婚に至るまでの期間も短いのではないかと同社は推測している。
■千葉の人が利用した婚活サービス、1位は同率で「オーネット」と「Omiai」
千葉の人を対象に利用した婚活サービスを聞いたところ、結婚相談所の「オーネット」とマッチングアプリの「Omiai(オミアイ)」が11.8%の同率で1位となった。
3位以降は5.9%の同率で「ツヴァイ」、「サンマリエ」、「naco-do(ナコード)」、「パートナーエージェント」、「ハッピーカムカム」など結婚相談所が多くランクインしている。
■千葉の人の結婚のハードルは「両親との関係性」が最多
千葉の人が結婚するにあたって最もハードルに感じたことは、結婚の許可や同居、跡継ぎといった「両親との関係性」が33.3%で1位、次いで「パートナーとの価値観の違い」が24.7%で2位という結果に。
一方、千葉県で割合が多い「結婚相談所」で出会った人たちにフォーカスすると、こちらは年収や経済格差、貯金や借金といった「金銭面」をハードルに感じる人が50%を占める結果となっている。
「駅探PICKS婚活」は、恋愛婚活に関する調査を今後も行っていくとのことだ。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年11月30日~2022年12月6日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の20代~60代男女
サンプル数:10,176人
●性別
男性:5,029人
女性:5,147人
●年齢
20~29歳:333人
30~39歳:1290人
40~49歳:1953人
50~59歳:2706人
60~69歳:3894人
<参考>
駅探PICKS婚活『婚活に関するアンケート調査【千葉県の婚活事情】』