富士通と英国のグローバルサステナビリティ企業Anthesis Group(以下、Anthesis)は、脱炭素化を推進するためのグローバルパートナーシップ契約を締結したと発表した。
2023年度上期から欧州で、企業の脱炭素化をサポートするワンストップサービスを提供開始し、2024年度以降には他リージョンへも展開を予定しているとのことだ。
同サービスは、富士通のGHG排出量削減実行などの経営判断を支援する知見と、AnthesisのGHG排出量削減プラットフォーム「RouteZero」を組み合わせたものだという。
「RouteZero」は、世界中の4,000社以上のGHG排出量算出実績をもとに設計されており、約1,100名の気候分析スペシャリストの専門知識を活用した高い透明性と使いやすさを兼ね備えた実行計画を提供する。
Anthesisは、「RouteZero」の提供を通じて企業の脱炭素化を支援することで、2030年までにGHG排出量3億トンを削減する目標の実現に向けて取り組みを強化していくという。
富士通は、Anthesisとのパートナーシップを通じて、グローバル戦略を加速し、サステナブルな世界の実現に向けた取り組みを推進していくとしている。