ジオテクノロジーズは、2023年4月より人口カバー率100%日本全国38万キロ平方メートルを整備した詳細地図を提供開始することを発表した。

​日本全国に詳細地図を拡張整備したことで、離島や人が住んでいないエリアから温泉地などの自然豊かな地域の家の形なども忠実に表現し、建物や道路形状をリアルに表示できるようになるとしている。

また、建物形状が分かることで現在地の情報を読み取りやすくなり、道案内の精度が向上。住所検索で建物の家形を検索でき、配達時の案内に役立つとのことだ。

ほかにも、詳細地図には建物の形や道路形状など目印になる場所の情報が含まれているため、災害時の避難経路や避難所の確認の際に便利な参考情報になり、そのほか不動産や道路・ガス・水道工事の計画にも活用可能。生産性の向上によりCO2削減にも貢献できるという。

詳細地図整備例(秋田県 男鹿温泉)

​ジオテクノロジーズは今後も、位置情報ビッグデータを活用した高鮮度×高精度×リッチな位置情報、および位置情報プラットフォームを提供することを通じて、利用者の課題解決や豊かな社会づくりに貢献していくとのことだ。