東京ガス100%出資子会社のプロミネットパワーと四国電力は、共同で、パシフィコ・エナジー備前合同会社およびパシフィコ・エナジー夢前合同会社が運営する岡山県および兵庫県における太陽光発電事業を、2023年3月31日に取得したと発表した。
同事業は、2020年12月から発電所の営業運転を開始し、再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下、FIT制度)を利用して、発電する電気の全量を中国電力および関西電力へ売電しており、発電出力は12万kW(太陽電池の合計出力約18万kW)となる。
FIT制度の適用期間終了後は、再生可能エネルギーの主力電源化を目指し、持続的な活用を想定しており、年間約8.8万トンのCO₂排出削減に寄与する環境価値のある電力をユーザーに届けているとのことだ。
東京ガスと四国電力は、今後もそれぞれが保有する経営資源および電力事業のノウハウを活用し、電力の安定供給はもとより、脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。
事業の概要
発電所位置
出資会社の概要