ホンダは、軽自動車「N」シリーズ[N-BOX(エヌボックス)、N-ONE(エヌワン)、N-WGN(エヌワゴン)、N-VAN(エヌバン)]が、2023年3月末時点で累計販売台数350万台を突破したと発表した。2011年に初代N-BOXを発売してから11年3か月での記録達成となる。
また、2022年度にはN-BOXの販売台数が204,734台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。年度の新車販売台数においては2年連続、軽四輪車新車販売台数においては8年連続の首位獲得となった。
「N」シリーズは、2011年12月に初代N-BOXを発売してからラインアップを拡大。
2017年9月発売のN-BOXから始まった第二世代「N」シリーズでは、プラットフォームを刷新し、ホンダに受け継がれるM・M思想による広い室内空間、全モデルに標準装備した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」、燃費・走行性能など、クルマとしての価値を磨きあげたという。
特にN-BOXは室内空間やデザインが好評だとし、2022年度においても新車販売台数第1位を獲得している。
同社は、2024年春に「N-VAN」をベースとした新型軽商用EV(電気自動車)の発売を予定しており、Nシリーズならではの提供価値はそのままに、EVの普及に取り組んでいくとしている。