横浜ゴムは、三島工場(静岡県三島市)のモータースポーツ用タイヤ生産ラインで使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力(以下、再エネ電力)に切り替えたことを発表した。
これにより、2023年からは国内外の様々なモータースポーツにおいて、カーボンニュートラルに貢献するタイヤを供給していくとしている。
導入された再エネ電力は、東京電力エナジーパートナーが調達するトラッキング付きFIT非化石証書と再エネ指定の非FIT非化石証書が付与されたもので、使用電力は実質的に100%再生可能エネルギー由来かつCO2排出量ゼロとされるという。
横浜ゴムは、「2050年にCO2排出ネットゼロ」を目標に掲げており、今回の取り組みはカーボンニュートラルの達成とモータースポーツの持続可能な進化・発展を目指す活動の一環として実施したとのことだ。
三島工場は、全日本スーパーフォーミュラ選手権(日本)やSUPER GT(日本)、ニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ)、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(米国)など国内外のトップカテゴリーに供給している。