株式会社ビースポークは2023年4月3日、同社のAIチャットボット「Bebot」が、徳島市のひとり親家庭向け支援サービスとして導入されたことを発表した。ひとり親家庭からのさまざまな問い合わせに対し、24時間365日、AIによる自動応答で答えるとのこと。同サービスは4月1日からスタートしている。

ひとり親家庭では日中に相談する時間が取れない

ひとり親家庭では親が仕事と子育ての両立で時間に追われ、日中に相談する時間が取れないことから、一人で悩みを抱えがちと指摘されている。子どもの急な病気や怪我への対応、保育園や学校の手続き、教育や進路に関する心配など、不安に感じながらもなかなか相談できない状況も多くある。このため徳島市では、ひとり親が仕事や育児の合間に気軽に相談できるよう、Bebotを活用した問い合わせサービスを導入することとなったという。

ひとり親家庭の「自立に関する各種支援制度」「経済的支援制度」をはじめとして、子育て支援制度全般にわたるさまざまな質問に答えられるようになる。また子育てガイドブック「さんぽ」の中から特に問い合わせの多い制度の紹介、徳島市の独自事業もわかりやすく回答できる仕様になっているとのこと。

AIチャットボット「Bebot」の特長

Bebotは、正確さと迅速さが求められる自治体などの公共機関や交通機関を中心に、国内外のさまざまな組織で導入されている。口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能で、パソコン、スマートフォン、タブレット端末等、デバイスを問わずに利用でき、それぞれ使いやすいよう表示される。ブラウザベースで稼働するため、利用される方々も特定アプリのインストールが不要。

徳島市ひとり親家庭AIチャットボットの利用方法

<スマートフォンの場合>
徳島市のスマートフォンサイトから「徳島市ひとり親家庭AIチャットボット」のページにアクセスし、ページ右下に表示されているアイコンをクリックするとチャット画面が開く。質問したい内容のカテゴリを選び、入力フォームから自由に質問を入力。カテゴリを選んで、選択肢から質問を探すことも可能。

<パソコンの場合>
徳島市ホームページ上の「徳島市ひとり親家庭AIチャットボット」のページ右下に表示されているアイコンをクリックすると、チャット画面が開く。

■徳島市ホームページ
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/

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