丸紅と中部電力が共同で出資するぎふ西濃グリーンパワーは、「ごうどバイオマス発電所」の建設工事を完了し、商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、主に岐阜県内で生産された未利用間伐材を燃料とした、発電出力7,500kWの木質専焼施設で、両社にとって初めての地産地消型バイオマス発電所となる。
丸紅と中部電力は、福井県敦賀市で共同運営する敦賀グリーンパワー発電所と連携し、今後両発電所間の技術交流など、運営面で相乗効果を発揮していくとしている。
丸紅、中部電力、およびぎふ西濃グリーンパワーは同発電所の運転を通じ、脱炭素社会の実現への貢献を目指すとのことだ。
■ごうどバイオマス発電所 概要
発電設備所在地:岐阜県安八郡神戸町大字神戸字堤外2245番10他
発電出力:7,500kW
想定年間発電電力量:約5,300万kWh
燃料種別:木質チップ