カルビー、札幌市円山動物園、フォーステックの3社は、北海道で初めてスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」を札幌市円山動物園内2地点に計6台設置し、本日より運用を開始したと発表した。
フォーステックが展開する「SmaGO」は、通信機能を通じてごみの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握し、ごみが満杯になると自動的に圧縮することができる。これにより、ごみの収集作業を効率化し、ポイ捨て対策や海洋プラスチックごみの流出防止対策への効果が期待されている。
SmaGOのラッピングデザインは、北海道のお土産商品「じゃがポックル」のデザインを採用。
カルビーは、北海道と長いつながりがあり、1969年に北海道工場を稼働し、1980年には原料じゃがいもを安定的に調達すべくカルビーポテトを設立。その後、カルビーグループでは40年以上にわたり契約生産者と二人三脚で、じゃがいもの品質向上に取り組んでいるという。
カルビーの「地域の課題解決に貢献したい」という想いと、札幌市円山動物園の「生物多様性の保全に貢献したい」という双方の想いから、今回のプロジェクトが実現したとのことだ。