山形県初 認知症高齢者向けのグループホーム「愛の家グループホーム山形前田町」がオープン

学研ホールディングスのグループ会社であるメディカル・ケア・サービスは、認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家グループホーム山形前田町(やまがたまえたまち)」を4月1日に開設すると発表した。

「愛の家グループホーム山形前田町」

同社は、認知症ケア専門のグループホームを中心に全国で300以上の介護事業所を展開しており、山形県での開設は初めてとなる。

同グループホームでは、同社で取り組んでいる「MCS版自立支援ケア」を導入予定。

「MCS版自立支援ケア」は、認知症の二次要因である「身体的活動性の低下」と「精神状態・生活環境の悪化」に注目し、認知症の周辺症状の改善を目指すもので、介護職員と看護・リハビリの専門職のチームで実施されるという。

全国の利用者を対象に実施し、結果調査済みの284事業所4454名のうち85%以上の人に認知症状の改善が見られているとのことだ。

同取り組みにより、利用者の認知症状の改善を目指すとともに、その人らしい当たり前の生活のサポートを行っていくとしている。

■「愛の家グループホーム山形前田町」事業所概要
サービス形態:認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
所在地:〒990-2411 山形県山形市前田町9番3号
建物構造:木造平屋建て
定員:18名
月額利用料金:134,500円+介護保険自己負担分
(家賃:59,500円、水道光熱費:15,500円、管理費:10,000円、食事代:49,500円)

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