TKCは、同社が提供する「TASKクラウド スマート申請システム」が神奈川県川崎市に採用されたことを発表した。
川崎市は、スマート申請システムを活用して電子申請サービスを刷新し、4月1日から「オンライン手続かわさき(e-KAWASAKI)」を本格スタート。
これにより利用者(個人や事業者)は市役所へ来庁することなく、“いつでも、どこからでも”オンライン手続きの申請、手数料等の決済などを行うことができるという。
なお、川崎市はこのようなサービス環境の整備等により、個人・事業者向けの2,650手続きのオンライン化を実施しているとのことだ。
■「オンライン手続かわさき(e-KAWASAKI)」概要
【対象手続】
子育て、介護、福祉、地域での活動、被災者支援・防災、消防、教育など、全ての行政分野における手続きで、法令等により対面による審査・指導・相談や証拠資料の原本提出が必要となるものを除く2,650手続き
【サービス開始日】
2023年4月1日より本格稼働
※従来の「ネット窓口かわさき」で申請を受け付けていた手続きは3月1日から受付開始
TKCは、今後の自治体DXの動向も踏まえながら、引き続き行政手続きのデジタル化に求められる各種システムの研究・開発および機能強化に取り組み、地方公共団体における一層の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」の実現を支援していくとのことだ。