ワーク・ライフバランスは、フジテレビジョン(以下、フジテレビ)が、男性社員の育児休業取得を促進する「男性育休 100%宣言」に賛同したと発表した。

「男性育休 100%宣言」は、ワーク・ライフバランスが2019年3月より募集を開始した企業・組織の代表者による宣言。

企業や組織が将来的に男性でも育児休業を取得しやすい環境を実現することを明示するもので、現在、自社内で男性の育児休業取得率100%を目指している組織や、今後取得率を上げていくことを目指す組織159社が賛同している。

フジテレビはこれまでも全社員のワーク・ライフバランスを充実させるため、育休相談窓口の充実や、小4までの時短制度、就学初期までの休職など多様な選択肢を提供し、働き方改革を推進してきたという。

これらの取り組みにより、フジテレビ社員の育休取得率は年々高まっており、2022年度の男性育休取得率は78%に達している。

フジテレビ社員の育休取得率の推移

今後も男性育児休業取得率100%の実現を目指し、2023年度からは「男性育休推進 研修・定額制サービス」を導入する予定。

また、復職時にも高いモチベーションで臨めるような人事制度を施行し、育休を取得する社員が安心して休め、復帰しやすい体制の強化を目指していくとしている。