カインズは、長野県松本市と「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」を締結したことを発表した。
同協定は、松本市とカインズが地震・風水害・その他災害時に被災住民等を救助するために、迅速かつ円滑に物資等の供給を行うことについて定めたもの。
カインズでは、災害時に物資が必要になる場合は、松本市の要請に応じて、同社の物流拠点から作業シート、土のう袋、ウォータータンク、発電機、米、飲料水、即席カップ麺、毛布、タオル、紙おむつ、カセットコンロ、マスク、ティッシュペーパーなどを供給するという。
さらに、松本市近隣地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活を余儀なくされた人々の困りごと解消のサポートを行うとのことだ。
カインズは、2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対策を、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結するなど、全国の自治体と様々な取り組みを促進。
今回の松本市との協定締結により、カインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は222となるとしている。
カインズは今後も、それぞれの地域で防災や災害への取り組みを進め、「まちのライフライン」として安心なくらしの実現に貢献していくとのことだ。