ヤフーと河北新報社は、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2023」は、2023年9月16日、17日に開催が決定。
コロナ禍では「ツール・ド・東北 2020」を中止とし、その翌年の「ツール・ド・東北 2021 特別大会」は、オンラインのみの開催となった。昨年の「ツール・ド・東北 2022」では、3年ぶりにリアルイベントの開催が実現。
今年の第10回記念大会「ツール・ド・東北 2023」は、昨年の2コース、参加ライダー約1,500名から大会規模を拡大し、2日間合計5コース、参加ライダー約2,100名募集。
また、2019年大会から4年ぶりに東松島を含むグループライドや気仙沼までのロングライドを開催するとのことだ。
スタート/ゴール会場は、昨年のセイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)から変更し、第1回からメインの舞台としていた石巻専修大学に戻る。会場では、ライダー以外の人々も楽しめるイベントや飲食ブースなどを用意。
<大会キャッチコピーについて>
ツール・ド・東北では、地元の人たちの「来てくれてありがとう」と、被災地を元気づけたいライダーの「応援してくれてありがとう」という、心の交流の風景がいたるところで見られる。それが「応援してたら、応援されてた」という大会キャッチコピーとなったとのことだ。
「ツール・ド・東北」は、自転車を通して被災地の現状や、復興への道のりを伝えながら、東北の魅力を感じられるイベントを目指していくとしている。
<「ツール・ド・東北 2023」概要>
■開催日、コース:
2023年9月16日 大会1日目
実施コース:1コース
「奥松島グループライド&ハイキング」
2023年9月17日 大会2日目
実施コース:4コース
石巻発 210 km 「気仙沼フォンド」
石巻発 150 km 「南三陸フォンド」
石巻発 100 km 「北上フォンド」
石巻発 65 km 「女川・雄勝フォンド」
コースについて:大会1日目のコースは、走力等により参加者を10名前後のグループに編成し、グループごとに走行管理ライダーの誘導の下、隊列を守りながら走行するグループライド方式にて実施。
途中、語り部やツアーガイドの説明を聞く時間を設けたり、震災遺構を見学したりするなど、ツアー的な要素を盛り込んでいるという。2日目の4つのコースは、交通ルールを順守しながら、所定時間内に個々にゴールを目指すフリーライド方式にて実施。
■会場:石巻専修大学(スタート&ゴール地点)
■走行エリア:宮城県石巻市・気仙沼市・東松島市・女川町・南三陸町
■募集人員:約2,100名(1日目約100名、2日目約2,000名)
※エントリーの詳細は、3月28日に公式サイト・SNSにて発表。
<「ツール・ド・東北」開催の目的>
東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していく。