ジェームズ ダイソン、科学・サステナブルデザイン等を駆使し世界の直面する問題に取り組む若手エンジニアからのアイデアを募集

ジェームズ ダイソンは、科学、サステナブルデザイン、エンジニアリングを駆使して、世界の直面する問題に取り組む若手エンジニアからのアイデアを募集すると発表した。

・国内最優秀賞受賞者には5,000ポンド(約80万円)
・国際最優秀賞受賞者には、30,000ポンド(約477万円)の賞金授与と自身のアイデアを多くの人に届ける機会を提供。
・集募集開始のビデオ(https://youtu.be/zFj82a10Lz4)より(英語のみ)、アワード詳細はJames James Dyson Awardホームページ(https://www.jamesdysonaward.org/ja-jp/home/)に記載。

ジェームズ ダイソン財団は、同財団が主催する国際エンジニアリングアワード、James Dyson Award 2023(以下、JDA)の募集を開始。同アワードの課題は、「問題を解決するアイデア」で、エンジニアリング、デザインを学ぶ学生や卒業生にとって、世界を舞台に自らのアイデアを発表できる機会。

2005年より、JDAは一貫して「問題を解決するアイデア」をテーマに掲げ、革新的で起業家精神に溢れたエンジニアリングやデザインを専攻する若者に挑戦を促してきたという。

過去の受賞者は、プラスチックのリサイクル(Plastic Scanner)、生分解性の素材(MarinaTex、AuREUS)、家庭用医療診断(Blue Box、HOPES)などのソリューションを開発してきた。

これまでに390件の発明が賞金を獲得しており、過去のJDA国際受賞者の70%以上が受賞後自身のアイデアを飛躍させ、実装化することで成功を収めている。ジェームズ ダイソンは、地球環境問題や医療問題を解決するためには、より多くの革新的なアイデアが必要であり、若い世代がその答えとなり、変化をもたらすことができると考えているとのことだ。

国際最優秀賞受賞者は、ダイソン創業者兼チーフエンジニアのジェームズ ダイソン自身によって選出され、受賞者は資金援助や国際的なメディア露出の機会を得ることができ、アイデアを実装化するうえでの大きな第一歩を踏み出すことになるという。

<JDAを通じて受賞者が得られること>

1.更なる飛躍へのサポートとなる賞金
国内最優秀賞受賞者には5,000ポンド(約80万円)、国際最優秀賞受賞者には30,000ポンド(約477万円)を贈呈。

2.アイデアを多くの人に届ける機会
JDAの受賞発表後は、メディアだけではなく一般の人々や業界関係者からの関心が寄せられ、アイデアの実装化やネットワーク構築が期待される。

3.過去受賞者とのネットワーク
自身の発明を実装化させるため、過去の受賞者が繋がり、経験を共有し、メンターシップを検討するためのイベントやネットワーキングの機会を提供するとのことだ。

James Dyson Award 2023開催概要
募集課題:問題解決のアイデア
応募締切(日本時間):2023年7月19日午後5時
応募対象:18歳以上のデザイン、エンジニアリング(工学)、プロダクトデザイン、工業デザインを専攻する学生(専門学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院)や卒業・修了して4年以内の人
応募方法:JDA ホームページ(https://www.jamesdysonaward.org/ja-JP/)にてユーザー登録後、必要提出物を所定フォーマットに入力して応募
賞金:

審査のプロセス: 応募作品は、外部の審査員とダイソンのエンジニアによって、まず国内レベルで審査される。各対象国では、国内最優秀賞受賞者と国内準優秀賞受賞者が選出される。国際審査となる第2審査では、ダイソンのエンジニアが、第1審査通過作品を審査し、国際TOP20を選出。最終審査では、ジェームズ ダイソン自身が国際TOP20作品から国際優秀賞受賞者を選出するとのことだ。

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