ローソンは、2023年4月度から組合員の基本給にあたる役割給を平均6,000円引き上げる特別昇給を行い、 制度昇給分と合わせて、組合員平均月額12,800円、4.9%アップすると労働組合に回答。

ローソンの賃金引上げは2014年以来9年ぶり。また2023年4月から入社する大学卒新入社員の初任給についても6,000円引き上げるとのことだ。

なお、平均6,000円の特別昇給は全社員約4,700人に対して実施。賞与から月例給への一部組み換えを含むとしている。

ローソンでは、2013年度より20代後半から40代の若い世代、特に子供のいる社員に対して手厚く、年に2回の特別手当を支給している。2023年度はこれに加え、月例賃金や初任給をアップさせることでさらなる消費の活性化を喚起していくとのことだ。

年収を継続的にアップさせることで、社員の仕事へのモチベーションを高め企業の収益向上につなげ、社会に貢献することを目指していくとしている。

<賃金改善>
【対象者】労働組合員 約2,800名
【支給内容】役割給を平均6,000円引き上げ、制度昇給含め、
組合員平均の月例賃金を4.9%(12,800円)アップ
【開始時期】2023年4月度

<初任給改定>
【対象者】2023年4月入社の大学卒新入社員
【内容】初任給を6,000円アップし大学卒月給217,000円(※)
(※)東京23区内に在住し、東京都内に勤務した場合