学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「新入社員の研修・勤務形態」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■新入社員研修は「リアル」で実施する企業が7割を超える
2023年4月入社の新入社員研修について、75.0%が「リアルで実施」と回答。「リアル」で実施する企業の割合は、前年(61.9%)より、13.1ポイント増加している。
「オンラインとリアルを組み合わせて実施」は15.4%、「オンラインで実施」は1.8%となった。
■新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%
新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%で圧倒的一位。次いで「出社とテレワークの組み合わせ」が14.4%という結果に。
「テレワークを実施している部署でも、仕事に慣れるまで、新入社員は原則出社にする予定」「仕事を覚えてもらう時期は、出社のほうが良いと思う」「出社のほうが質問や相談をしやすいと思う」「行動制限の緩和を受けて、新入社員だけでなく、全社的に出社に戻している」などの声が上がったとのことだ。
■若手社員がテレワークをする際に課題になる点は「モチベーションなどの状態をつかみにくい」が最多
若手社員がテレワークをする際に課題になる点は、「モチベーションなどの状態をつかみにくい」が81.5%で最多。次いで「報連相などのコミュニケーション不足」が76.9%、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」が63.9%と続いた。
【調査概要】
調査対象:企業・団体の人事担当者
調査期間:2023年2月20日~28日
調査方法:Web上でのアンケート調査
有効回答数:612件
<参考>
学情『「新入社員の研修・勤務形態」に関する調査』