株式会社PHONE APPLIは2023年3月13日、従業員同士のコミュニケーションをより活性化させ、組織のコラボレーションを促進するため、ChatGPTと従業員間で感謝や称賛を“贈りあう”「PHONE APPLI THANKS(※)」を組み合わせた新サービスの実証実験を開始したと発表した。
PHONE APPLI THANKS
従業員間で感謝や称賛を“贈りあい”、組織のパフォーマンスを向上させるウェルビーイング経営推進サービス。
日々の業務の中で感じた感謝や称賛をカードにして”贈りあう”ことで、従業員それぞれの様子が見えるようになり、認め合う組織風土を育むという。従業員間の心理的安全性や、働くことに対する幸福度を高め、組織の健康経営を目指すことを目的としている。

背景

企業の人材マネジメントにおいて重要とされる「従業員の強みの把握」には、自身の申告や申告された内容の確認など、あらゆるところにコストが発生する。そこで、従業員同士が贈りあう「サンクスカード」の内容を人工知能に分析させ、スキルや得意分野という形で強みを自動抽出できれば、企業の人材マネジメントに貢献できるのではとChatGPTに注目したとのこと。

概要

ChatGPTに「サンクスカード」の内容分析、及び、スキル・得意分野の自動抽出を実行させ、企業の人材マネジメントシーンでの活用可否を検証する。同技術の確立により、従業員のリアルな言葉で書かれた「サンクスカード」がやり取りされるだけで、従業員のスキルや得意分野が可視化され、企業の人材マネジメントシーンにおいて、低コストで従業員の強みを把握できると期待できると同社は述べる。

ChatGPTによる「サンクスカード」分析イメージ

>>ニュースリリース