INDEX
to esellaは、「ノーマスク」について女性300名にアンケートを実施し、結果を公表した。
■「マスクの着用は個人判断」という政府の方針に賛成か?
コロナ禍でのマスクの着用について、政府(厚生労働省)は「2023年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」としている。
そこで、20代~40代の女性に「3月13日からの“マスクの着用は個人の判断に委ねる”という政府判断、あなたは賛成か?」というアンケートを実施。
結果、各世代とも「どちらかというと賛成」も含めると、70%前後の人が「賛成」と回答した。
■3月13日以降、あなたは“脱マスク”するか?
政府判断におよそ4分の3が理解を示しながらも、“個人判断”という言葉は自由で簡単のようで、悩ましいものでもある。また、3月13日を前に公共交通機関や商業施設、レジャー施設のほとんどが政府と同じく「個人の判断」と足並みを揃えて発表し、マスク着用は個人の自由というのが一層現実的となった。
しかし、実際に3月13日を過ぎた今日もほとんどの人が“周りの様子伺い”の状態となっており、アンケートで「3月13日からのマスク着用についてどのように考えているか?」と尋ねたところ、各世代で最も多かった回答は「必要に応じて着用する」という結果に。
続いて多かったのは「今までと変わらず無条件で着用する」39%、次に多かったのは「周りの人たちの対処を見ながら考える」で14%という回答となっている。
なお、「状況に関係なくマスクは着用しない」という“積極的にマスクをはずす派”はわずか3%でした。
■女性がマスクを着け続けるのはなぜ?
マスクは「個人の判断」となりながらも、3月13日以降もマスクを着用すると答えた人に、「3月13日以降もマスクを着用しようと思うのはなぜか?」(※複数回答可)と尋ねたところ、最も多かった回答は「新型コロナウイルス対策」で190人。
完全に終息したわけではないので、まだまだ不安に思う人は多いことがうかがえる。
続いて「顔を見せたくない」が131人で、「なぜ顔を見せたくないのか?」という記述式の質問では各世代「メイクが面倒」という回答がいちばん多く、「マスクを着けている時と外した時のギャップがあると思われると嫌」や「自分の顔にコンプレックスがある」、「肌悩みがあるから」などの回答もみられた。
一方「その他のウイルス性疾患対策」が127人とインフルエンザを気にする人もまだ多く、以下「つけていないことを嫌な目で見られたくない」89人、「習慣になっているから」87人、「身近に高齢者や健康に不安のある人がいる」62人という結果となった。
なお、「その他」は、ほとんどが花粉症対策となっている。
■マスクを外す日はいつ?ノーマスクの日は来る?
“個人判断”となると、なかなか足並みもそろわない脱マスク。マスクをしなくなるタイミングについて、20代~40代女性に「あなたがマスクを外すのはいつか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「まだ分からない」の45%。
そして「当分着用し続ける」20%、「コロナが終息した時」17%、「その他」11%、「特効薬ができてから」7%と続いた。
また、「その他」では「花粉の季節が終わったら」という声が多く、ほか「顔のコンプレックスがなくなってから(20代女性)」「周りの人次第(40代女性)」「インフルエンザの季節が終わってから(20代女性)」「田舎なのでまだ外しづらい(30代女性)」などの回答もみられた。
【調査概要】
アンケート対象:20〜40代の女性
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年2月24日~2023年3月1日
調査地域:全国
有効回答数:女性300名(20代、30代、40代、各100名)
調査機関:Lancers
to esella『「ノーマスク」についてのアンケート』