​約6割の経営者・人事が「ChatGPT」を認知 ChatGPTを活用できる人材の採用意向はまだ低め

キープレイヤーズは、日本国内で働く20代から50代の経営者・人事として働く250名を対象に、「ChatGPTと採用」に関する意識調査を実施し、結果を公表した。

AI関連技術を開発する非営利組織OpenAIは、2023年3月1日(米国時間)、対話に特化した言語モデル「ChatGPT」のAPIを公開。その後、各社がChatGPTを活用したサービスを開発・提供しており、注目を集めている。

一部の企業からはChatGPTを活用できる人材を獲得したいという声も上がっていることから、キープレイヤーズはChatGPTを活用できる人材採用の実態を把握するために、調査を実施したとのことだ。

1.ChatGPTという言葉を聞いたことがあるか?

●はい/155名(62%)
●いいえ/95名(38%)

ChatGPTという言葉を聞いたことがあるか

以下の質問は聞いたことがある155名に質問

■ChatGPTに関するサービスを提供する予定はあるか?

●提供している/1名(0.6%)
●まだ提供していないが開発している/7名(4.5%)
●開発していないが活用法があればサービスに組み込みたい/86名(55.5%)
●提供する予定はない/61名(39.4%)

約6割がChatGPTをサービスに組み込みたいと回答。

ChatGPTに関するサービスを提供する予定はあるか

■ChatGPTを活用できる人材を採用したいと思うか?

●積極的に採用したい/13名(8.3%)
●できれば採用したい/21名(13.6%)
●採用する予定はない/121名(78.1%)

ChatGPTを活用できる人材を積極的に採用したいと回答したのは約2割。

ChatGPTを活用できる人材を採用したいと思うか

■採用候補者がChatGPTを活用できたら、採用意向度は高まるか?

●採用意向度が上がる/27名(17.4%)
●やや採用意向度が上がる/41名(26.5%)
●変わらない/87名(56.1%)
●採用意向度が下がる/0名(0%)

採用候補者がChatGPTを活用できたら採用意向度が高まると約4割が回答。

採用候補者がChatGPTを活用できたら、採用意向度は高まるか

【調査概要】
調査名:日本国内企業のChatGPT人材の採用に関する調査
調査対象:日本国内で経営者あるいは採用担当として働く20代~50代の正社員の男女250名
調査年月:2023年3月3日
調査機関:株式会社キープレイヤーズ自社調べ
調査方法:インターネット調査(クラウドワークス)
有効回答数:250名
回答者の年齢構成:20代:66名、30代:85名、40代:81名、50代18名

<参考>
キープレイヤーズ『「ChatGPTと採用」に関する意識調査を実施

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