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東急リゾーツ&ステイは、2023年7月31日の完了を目指し東急ステイ渋谷(東京都渋谷区神泉町8-14)のリニューアルを実施すると発表した。また、4月25日より、リニューアルが完了した客室から先行販売を開始し、利用することができる。
リニューアルの概要
東急ステイ渋谷は 1999年1月に開業し、渋谷駅から徒歩10分という立地で、ビジネス利用でのユーザーが中心であったという。今回のリニューアルは共用部と客室、全てのフロアが対象となる。
インバウンドの回復を目前に、客室では東急ステイ31店舗の中でも広い客室(平均25.1平米)を生かすため設計やベッドサイズの見直しを行い、ホテルの最大定員数を175名から303名へと1.7倍に大幅に増やしたという。
1名で利用の場合は、従来より幅が広いベッドで快適性が向上し、2名以上で利用される国内外レジャーのユーザーの利便性も向上させたとのことだ。東急ステイ渋谷の開業以来、初めてとなる大規模なリニューアル工事を行うことによって、東急ステイの強みである中長期滞在の機能性と価値の向上を行うとしている。
東急ステイ渋谷の特徴
客室の平均面積は25.1平米と同カテゴリーのホテルではトップクラスの客室面積。また、全ての客室に東急ステイの代名詞でもある洗濯乾燥機、電子レンジ、ミニキッチンを備え、中長期滞在に適した客室設計が特徴のホテル。
リニューアルコンセプト
shibuya Maison (シブヤ メゾン)
東急ステイ渋谷がある神泉エリアは街の喧騒から離れ、住居も多く穏やかなエリアで、まるで渋谷の街に住むように寛いで滞在できる。
また、内装は年齢や時代に左右されないシームレスかつクラシカルなテイストを現代風に表現。ホテルでありながら「住む」を意識し、飽きのこないデザインとミニキッチンなどを兼ね備えた高い利便性を両立することで、海外のユーザーはコンドミニアムのように、国内のユーザーはもう一つの自宅のように何度も訪れるホテルを目指すとしている。
今回の主な変更内容
1.客室
シングルルームの客室を全て見直し、2名で宿泊可能なダブルベッドを設置。また、海外の家族連れのユーザーに人気のフォース(4名部屋)に加え、新たに客室内に2段ベッドを設置した6名部屋(47平米)を設置。渋谷エリアのホテルでは数少ない3名~6名が1部屋で宿泊が可能な客室となる。
2.ロビー・ラウンジ(共用部)
QRコードでのチェックインなどに対応した自動チェックイン機の設置をはじめ、今回のリニューアルでは、レストラン会場を廃止し、滞在期間中に仕事や勉強、気分転換にコーヒーなどを飲みながら利用できる場所として、フリーラウンジへと変更したとのことだ。
また、使わない荷物を長期間収納可能なトランクルームを新設し、東急ステイならではの中長期滞在時の利便性を向上させたという。
3.「ステイモーニング」(部屋での朝食)の提供開始
部屋で簡単に調理が出来る朝食「ステイモーニング」を提供開始。
「ステイモーニング」は部屋で温めて食べることで、好きなタイミングで食べることができ、滞在時間にゆとりが生まれ、忙しい朝の時間もゆっくりと過ごせる朝食スタイル。朝食は和食、または洋食を選べる。「ステイモーニング」は東急ステイ渋谷新南口など都内 4店舗で提供しているとのことだ。
リニューアル客室の先行販売開始(予約日:2023年3月14日~12月31日)
東急ステイ渋谷では、8月1日のグランドオープンを前にプレオープン期間として、3月14日から先行してリニューアル工事が終了した客室の予約を受け付け。宿泊利用開始日は4月25日宿泊分からとなるという。東急ステイ公式サイト、アプリなどから予約可能。
予約:東急ステイWEBサイト、東急ステイアプリなど
予約開始日:2023年3月14日午前 10:00から販売開始予定
宿泊日:2023年4月25日~2023年12月31日
予約ページ:
https://reservation.tokyustay.co.jp/?areaId=ALL_AREA&hotelCode=ba0d9c5876368304377a6623825ef243
※2023年7月31日までリニューアル工事のため9:00~18:00の間 、騒音が発生する可能性があるとのこと。
東急ステイ渋谷 ホテル概要
住所:東京都渋谷区神泉町8-14
交通:京王井の頭線神泉駅南口より徒歩3分、東京メトロ渋谷駅A0出口より徒歩8分、JR渋谷駅西口より徒歩10分
客室数:124室(リニューアル後は126室予定)
リニューアル完成予定日:2023年7月31日
公式サイト:https://www.tokyustay.co.jp/hotel/SIB/
電話番号:03-3477-1091