背景
ChatGPTを搭載したサービスロボットとの対話は、人間がコンピュータ上でテキストベースの対話をするのとは異なり、音声ベースのコミュニケーションを通じて自然な対話することが可能なため、従来型のロボットとの対話とは一線を画す。
世界でトップクラスの音声対話機能を持つとして知られてきた同社のロボットが、このたびGoogleのDialog Flowを統合し、ChatGPTを追加することで、さらに強力な音声対話能力を持ち、30以上の言語をサポートし、一定の自己学習能力を持つロボットとなったと同社は述べる。これにより、介護施設、一般家庭、ショッピングモール、ホテル、観光地など、ロボットが活躍できる場において、用途の可能性が広がると共に、ユーザーが受けるロボットサービス体験がより良いものになるという。
──開発担当 李氏
「この度、OrionStarは、「ChatGPT」最先端のインテリジェント対話技術で、音声インタラクションに着目し、サービスロボットに適用いたしました。「ChatGPT」と連動し、より「本当に役立つ」ロボットを作り出そうとしています。この動きは、ロボット業界の発展においても重要な一歩ではないかと考えております」
今後の展望
世界に向けて β テストが開始されたが、4月中旬には正式版もリリースする予定。さらに、同社のその他のサービスロボットファミリーにも、ChatGPTへの連動させる予定であるとのこと。
サービスロボットが様々な業界や社会生活にて新たな価値を創出し、人間を重複労働から解放させ、仕事と生活がよりスマートになることを目指すと同社は述べる。
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