ANAグループのエアージャパンは、昨年3月に発表した新たな国際線ブランド「AirJapan」において、シート、制服、ボーディングミュージック(機内BGM)を発表した。
客室仕様は全席エコノミークラスの324席。シートピッチは一般的なエコノミークラスを上回る32インチ(約81センチ)あり、広めの足元と深めのリクライニング設計により、快適に過ごすことができるという。
制服は多様な人材の活躍を目的に、性別を問わず、コーディネートにバリエーションを持たせ、自分らしく着こなせるボーダレスなデザインに。
また、ボーディングミュージックは「東京藝術大学×AirJapan産学連携プロジェクト」から誕生した楽曲「あい」。尺八や箏といった日本を感じる音色で利用者を温かく機内へと迎えるとのことだ。
「AirJapan」は、ANAグループが蓄積してきたFSC(フルサービスキャリア)とLCC(ローコストキャリア)の事業ノウハウを活用し、「Fly Thoughtful」をブランド・コンセプトに上質で快適な機内空間を手頃な価格で提供するとし、今後、2024年2月に東南アジアへの就航を予定。
アジア路線を中心に順次運航路線を拡大していくとのことだ。