セールスフォース・ジャパンは、ビジネス向けプラットフォームであるSlackを、三重県庁が5月から全国の自治体で初めて全庁導入することを発表した。
三重県は、2021年度から「県庁DX」を推進しており、職員の意識改革やデジタルスキル向上などの人材育成と、デジタル技術の利活用を支えるために不可欠となる基盤整備に積極的に取り組んでいる。
2021年8月、新型コロナ感染防止対策のためにテレワークを余儀なくされる中、Slackの試行を開始。職員がテレワーク等の環境下にあっても、コミュニケーションの維持・活性化に非常に高い効果を得たことが評価され、今回の導入につながったとのことだ。
三重県は今後、Slackをコミュニケーション基盤の中心的なツールに位置づける予定。組織内外のコミュニケーションの活性化をはかり、業務効率化と生産性のさらなる向上を目指すとしている。