秋田県にかほ市は、一都三県在住のシングルマザーを対象に、地方移住への関心度やコロナ禍における状況変化を把握するための意識調査を実施し、結果を公表した。
■「地方移住に興味がある」シングルマザーは39.0%
「田舎暮らし、地方移住への関心度」を尋ねたところ、8.9%が「とても興味がある」、30.1%が「やや興味がある」と回答し、合わせて39.0%が興味があるという結果となった。
コロナ禍1年目は44.5%、2年目は31.3%と、やや減少傾向にあった地方移住への関心について、3年目の調査となる今回は39.0%と再びの上昇が見られた。
■年収が高い人ほど地方移住への関心度が高い傾向
地方移住への関心を年収別で見てみると、200万円未満の人では「とても興味がある」の6.7%と「やや興味がある」の24.7%を合わせて31.4%。
それに対し200万円以上の人では「とても興味がある」の11.1%と「やや興味がある」の35.7%を合わせて46.8%と、顕著な差が見られ、年収が高い人の方が地方移住への関心が高い傾向にあることが明らかとなった。
【調査概要】
「一都三県シングルマザーへのインターネット調査」
調査時期:2022年11月24日~12月1日
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県在住
対象者:子どもと同居している20〜40代シングルマザー
回収サンプル数:349件
<参考>
秋田県にかほ市『一都三県シングルマザーへのインターネット調査』