「メタバース面接」実施。学歴・性別・年齢などの固定概念にとらわれず、フラットな状態でエンジニア志望学生の人間性を見る

クラウド/サーバー事業を提供する株式会社ビヨンド(以下「ビヨンド」)は2023年3月1日、2024年度新卒の採用「メタバース面接」を、2023年3月20日(月)~4月7日(金)の期間に実施すると発表した。

メタバース面接では面接官・就活生ともに「VRゴーグル」を使用。オンライン上に再現された3D空間のオフィスで、名前・年齢・学歴・性別を不問とした面接を行い、学生の内面やエンジニアへの素養を重視した採用が目的という。VR環境の準備が難しい面接希望者には、Zoomを利用した2Dの「バーチャル面接」も実施可能とのこと。

背景

新卒の採用選考にて様々な企業で実施されるオンライン面接は、地方の人材獲得や移動時間・交通費の削減などのメリットがあり、1度もオフィスに訪問することなく内定にまで繋がるケースも増加する傾向にあるという。さらに近年では、求職者の多様性を尊重するためプライバシーに関わる質問はせず、学歴や性別などのフィルターをかけない選考が重要視されているとのこと。

これまでも「オンラインゲーム会社説明会」「ノベルゲーム会社案内」「バーチャル面接」「インターンRPGゲーム」など、オンラインで実施する新しい採用手法に取り組んできた同社。2022年3月には、新卒向けの「バーチャル面接」を実施。

固定概念にとらわれないフラットな状態で学生の人間性を知ることを目的とした面接を行い、23卒採用にて複数の学生が内定しているという同社では、学歴にかかわらず様々な経歴のエンジニアが多数活躍しているという。
2022年3月新卒向けバーチャル面接の様子

特徴

今後はダイバーシティ&インクルージョンをより重視した採用に取り組む計画であるという同社が実施予定である「メタバース面接」の特徴は以下の通り。

1. 事前にフィルターをかけない対等な会話

同社が求職者から得る情報は、ニックネームとメールアドレスのみ。面接では主にエントリーシートに記載された求職者のエピソードから質問をしていき、人柄を深掘りしていく。

2. リアルな3D空間で生まれる直感的でユニークな表現

同面接への参加者は、スーツではなく自らが選んだオンライン上のアバターを着用し、メタバースの3D空間に存在する臨場感あるリアルなバーチャルオフィスにて個性を表現できるという。「なぜこのアバターを選んだのか」という理由をヒアリングすることも求職者の人柄を知る手段と考え、互いにリラックスした状態での面接が実現できるという。

3. 新しい技術に関心が高い就活生とのマッチング

今後企業が成長していくうえで、クラウド/サーバーの運用に携わる同社では、エンジニアとしての知識だけでなくIT業界に関する興味関心や情報収集の能力も大切な要素だと考えているとのこと。

同面接をきっかけに、先端技術へ高い関心を持ったエンジニア志望の就活生に出会えることを期待すると同社は述べる。

エントリーURL(採用サイト): https://recruit.beyondjapan.com/entry/metaverse

>>ニュースリリース

モバイルバージョンを終了