日本郵便、西日本旅客鉄道、大阪ターミナルビル、JTBおよび日本郵政不動産は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」の建物名称を「JRタワー大阪」に決定たことを発表した。

併せて、「JPタワー大阪」内の商業施設名称を「KITTE大阪」に決定したとのことだ。

「JPタワー大阪」「KITTE大阪」

同計画は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設を整備するもので、「KITTE大阪」のグランドオープンは2024年7月を予定。

日本郵便らは、引き続き本計画を推進し、大阪駅周辺の繁栄と賑わいの創出、地域の価値向上に貢献していくとのことだ。

■「JPタワー大阪」概要

「JPタワー大阪」は、商業施設をはじめ、劇場・ホテル・オフィスといったさまざまな機能を備えた大型複合施設。

2025年に開催を控える大阪・関西万博などにより国内外からの注目度の高まりと、来街者の増加が見込まれる大阪エリアにおいて、西日本最大のターミナルであるJR大阪駅直結という抜群のアクセスを生かしながら、多くの人々に多様な用途で利用される施設として2024年に誕生する。

■劇場
自由度の高い舞台機構と最新設備を備えた劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテインメントを届けるほか、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指すとしている。
※株式会社MBSライブエンターテインメントが運営。

■ホテル
JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初めて提携し、個性あふれる独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」ブランドのホテルを出店。

■オフィス
多様な働き方を実現する、西日本最大級のオフィス空間として、基準階のフロアは貸室面積が約4,000㎡(約1,200坪)にもおよび、西日本の賃貸オフィスビルでは屈指の規模を誇るオフィス空間を提供。

また、ワーカーがリラックスできる屋上庭園やリフレッシュのためのフィットネスルーム、サウナなど、ウェルビーイングな働き方を後押しするオフィスサポート機能も提供。

劇場・ホテル・オフィスイメージ

■「KITTE大阪」概要

「KITTE大阪」は、JR大阪駅からの抜群のアクセス性という立地を生かした商業施設として、日本のいいものや地域の食文化など、日本各地のさまざまなヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識し、発見できる場所として2024年7月に誕生。

商業・ビジネス・観光の中心地として進化し続ける大阪・梅田エリアにおいて、ライフスタイルの充実を求め訪れる来街者や「JPタワー大阪」およびその周辺のオフィスワーカーに加え、国内外からの幅広い観光客などをターゲットとしていいる。

観劇後の飲食やショッピング、ホテルに滞在されるゲストのお土産購入、オフィスワーカーのランチ・アフターファイブなど、あらゆる人々がさまざまな体験をできる施設となっている。

「KITTE大阪」イメージ