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ナイルは、同社が運営する「かんたん宅食ガイド ラクタさん」にて、既婚・就業者の20代~50代男女1,754人を対象に、2023年2月13日~2月20日の期間で、仕事のある日の夕食事情についてアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■夕食は「妻が作る」が最多。夫婦ともに作るのは2割弱
夫婦共働きと回答した1,443人に、「夫婦ともに仕事のある日の夕食はどのように用意しているか?(複数回答可)」と尋ねたところ、最も多かったのは「妻が作る」となった。80%以上の世帯で妻が夕食を作っており、「夫が作る」は「妻が作る」の1/3以下という結果に。
また、「妻が作る」「夫が作る」両方を選択した人は263人で、夫婦ともに夕食を作ることがあるのは、全体の18%。
■40~50代は妻が作る世帯が多い。30代はテイクアウト、デリバリーに頼る割合が増える
年代別に回答の割合を見てみると、40~50代が20~30代よりも「妻が作る」と回答した人の割合が大きいことがわかった。
また、30代は「冷凍食品・レトルト」「テイクアウト」「デリバリー」「宅配弁当」の割合が他年代よりも大きく、自分たちの手間を減らす手法を選択する傾向にある。
■子どもがいない世帯の方が夫が作る割合が大きい。子どもがいる世帯は夫婦以外の人が作るケースも
共働きと回答した人のうち、同居する子どもがいる人が1,043人、同居する子どもがいない人が400人。それぞれの回答の割合を観てみると、子どもがいない世帯の方が、「妻が作る」の割合が小さく、「夫が作る」の割合が大きくなった。
また、子どもがいない世帯は「外食」の割合が大きいのも特徴となっている。
一方で、子どもがいる世帯では「夫・妻以外が作る」の割合が大きくなっており、子どもがいる家庭では、夫婦以外の家族などに協力してもらうケースが増えることがうかがえる結果となった。
■夕食の悩みは「気力がわかない」「献立を考えるのが大変」「時間がない」
夫婦共働きと回答した1,443人に、「夫婦ともに仕事のある日の夕食に関して、どのような悩みがあるか?(複数回答可)」を尋ねたところ、悩みのTOP3は「料理をする気力がわかない」39.6%、「献立を考えるのが大変」37.6%、「料理をする時間がない」35.1%となった。
「料理をする体力がわかない」と「料理をする気力がわかない」には数字の開きがあり、体力よりもやる気の問題と感じている人が多いことがわかる。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年2月13日~2月20日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の既婚・就業者20~50代男女
サンプル数:1,754人
◇性別
男性:872人
女性:882人
◇年齢
20~29歳:449人
30~39歳:446人
40~49歳:442人
50~59歳:417人
<参考>
ナイル「かんたん宅食ガイド ラクタさん」『共働き夫婦の夕食事情調査』