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ネクストレベルは、20代〜60代の男女1000名以上を対象に、マッチングアプリに対する認知度を調査し、結果を公表した。
■認知度は5年間で50%からほぼ100%にまで上昇
「マッチングアプリ」に関する認知度の調査は、50%だった認知度が約5年でほぼ100%にまで上昇していた。
認知度が高まった要因として、2020年以降ソーシャルディスタンスを確保した出会いの形として、マッチングアプリが注目されたことが挙げられるという。
テレビや雑誌でマッチングアプリの特集が組まれたり、電車広告の出稿が解禁されたりしたことも背景にあると同社は考察している。
■利用経験者は5年間で13%から40%へ
次に、マッチングアプリを利用した経験についての調査で、独身男女に絞ってみると、利用した経験があると回答した人は48%に増加。独身男女の約2人に1人はマッチングアプリを利用した経験があるという結果となった。
■マッチングアプリ「絶対に使わない」10分の1以下まで減少
「マッチングアプリを使ってみたいか?」という質問に対して、「絶対に使いたくない」と回答していた人は、2017年の20%から2023年は1.6%まで減少。
認知度が低い時期には、ネットで出会う怪しいイメージを払拭できず、マッチングアプリと出会い系を混同する人も多くいたが、各マッチングアプリを運営する企業が婚活や恋活のクリーンなイメージで認知度を高めていったため、「絶対に使いたくない」と嫌悪感を持つ人の割合は1.6%にまで大幅に減少したのではないかと同社は考察している。
■アプリの認知率はペアーズが大幅伸び
次に、知っているマッチングアプリについて調査。
2017年時点ではゼクシィ縁結び(当時はゼクシィ恋結び)の認知度が飛び抜けて高く、ついでペアーズ、Omiaiとなっていた一方、2023年ではペアーズが76%とダントツでトップとなり、ついで、タップル、Tinder、withが認知度を伸ばしている。
■マッチングアプリを知ったきっかけは友人
マッチングアプリを利用している人はどのようなきっかけでアプリを知ったのか調査したところ、半数以上が知人や友人に教えてもらったと回答。
マッチングアプリは口コミ、いわゆるバイラルマーケティングとの相性が良く、特に女性のみに絞ると、友人に教えてもらった人の割合が61%にまでアップしている。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査内容:マッチングアプリに関する認知度調査
●2017年11月にインターネットにて20代〜60代の男女781名を対象に調査
●2023年1月にインターネットにて20代〜60代の男女1000名を対象に調査
●2023年1月にインターネットにて、マッチングアプリで恋人探しをした経験がある20代〜50代の男女999名を対象に調査
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:株式会社ネクストレベル
<参考>
ネクストレベル/マッチングアプリ大学『マッチングアプリに関する認知度調査』