神奈川中央交通、神奈川中央交通東、神奈川中央交通西は、2023年4月1日より、将来を担う子どもや子育て世代を応援する「小児IC運賃の一律50円」を開始することを発表した。
同社は1997年4月29日より、ゴールデンウィーク期間の小児運賃を1乗車一律現金50円とする「ちびっこ50円キャンペーン」を実施し、その後、春夏冬休み、土休日にも適用日を拡大。
さらに、2021年9月には金額式IC定期券の導入に合わせ小児定期券についてはどの区間でも1か月2,570円に設定し、子育て世代の応援に取り組んできたという。
今回、小児運賃をICカード利用の場合に限り、年間を通じて全区間を1乗車一律50円とし、バス利用時の小児運賃がわかりやすく、利用しやすい運賃体系とすることで、子どもの日常や通学等での移動をさらにお得に利用できるようにするとのことだ。
■概要
開始日:
2023年4月1日
実施内容:
小児用ICカードで神奈中バスを利用の際は、全区間1乗車につき自動でIC運賃50円を引き去る。
※大人用ICカードで利用の際は、乗務員に申告の上、乗務員の操作設定後にICカードをタッチすることでIC運賃50円を引き去る。
※深夜バス利用時は大人運賃の半額。
※現金での支払い時は「小児IC運賃の一律50円」の対象にはならない。
その他:
現金50円の「ちびっこ50円キャンペーン」は2023年3月31日で終了。
同社は、これから子どもの成長と子育て世代を応援していくために、バス会社ならではのアプローチを行い、自治体や地元企業など地域とも連携した「子育てにやさしい公共交通」を目指していくとのことだ。