INDEX
CST-100スターライナーは2019年12月に無人飛行試験を実施しましたが、軌道投入に失敗し、ISSへのドッキングを果たすことができませんでした。改修が行われ、2022年5月に2回目の無人飛行試験を実施し、ISSへのドッキングに成功。その後、6月には搭乗予定のNASAの宇宙飛行士2名が発表されていました。
宙畑編集部
9年越し、Boeingが開発する宇宙船Starlinerの試験飛行に参加する宇宙飛行士を発表【宇宙ビジネスニュース】
NASAの商業有人飛行プログラムのマネージャー、スティーブ・スティッチ氏によると、スターライナーの有人飛行試験に向けた最終の認証や分析作業は「約80%まで進んでいます」と説明しました。
2月下旬から3月にかけて、ISSは慌ただしい日々が続きます。まず、2月26日にクルードラゴン宇宙船運用6号機(Crew-6)の打ち上げが予定されていて、その後若田光一宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用5号機(Crew-5)が帰還します。
さらに、3月10日には無人補給船・カーゴドラゴンが打ち上げられる予定です。このカーゴドラゴンは、4月上旬から中旬までISSにドッキングする見込みだといいます。
BoeingのVP兼スターライナーのプロジェクトマネージャのマーク・ナッピ氏によれば、スターライナーの有人飛行試験の打ち上げ日は3月上旬頃に決まります。
今週の宇宙ニュース
宙畑編集部
H3ロケット1号機、上昇の直前で打ち上げ中止。1段機体システムが異常を検知【宇宙ビジネスニュース】
参考
NASA, Boeing Provide Update on First Crewed Starliner Flight Test
NASA, Boeing to Host Media Call on First Crewed Starliner Flight Test