ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、最大規模となる新たな物流拠点「ZOZOBASEつくば3」を2月21日に竣工したと発表した。8月に稼働を開始、11月に本格稼働する予定。
「ZOZOBASEつくば3」は5拠点目のZOZOBASE、茨城県つくば市内の拠点としては3拠点目となる。
「ZOZOBASEつくば3」は、商品の入出荷・保管機能を有し、延床面積や商品保管数などの設備能力はZOZOで最大規模。国内初となる最新機器などの導入により自動化を推進、既存拠点と比較して約30%の省人化を見込んでいるという。
また、1Fは「デニム」、5Fは「プレイド(格子柄)」とコンセプトの異なる2つの休憩室を設け、それぞれ色使いや導線などに工夫を凝らすことで、働くスタッフが快適に過ごせる環境を整備する。
8月の稼働開始に向け、商品管理のアルバイトスタッフを約500名採用を予定しており、地域の雇用創出への貢献を目指すとしている。
さらに、ZOZO本社や既存のZOZOBASEと同様、再生可能エネルギーを導入するという。導入する電力は、他拠点と同様にトラッキング付・FIT非化石証書などが付与された、バイオマスや太陽光由来の実質再生可能エネルギー電力。
「ZOZOBASEつくば3」は年間約662万kWhの電力使用見込みで、再生可能エネルギー導入によるCO2削減量は2,961トンに相当するとのことだ。
■ZOZOBASEつくば3 施設概要
名称:プロロジスパークつくば3
所在地:茨城県つくば市御幸が丘34
敷地面積:約68,500㎡
延床面積:約137,000㎡(賃借エリア)
階数:地上5階建
着工:2021年9月
竣工:2023年2月