20代向け価値観重視のマッチングアプリ『with』を手掛けるwithは、20代男女の令和の恋愛における価値観の実態を探るために意識調査を実施し、結果を「20代の価値観レポート」として公開した。

第一弾のレポートでは、「20代の恋愛は価値観の多様化により自分に合った相手を探すのが難しくなっているのでは」という仮説のもと、「20代の恋愛において重要視すること及び、恋愛における価値観」を調査。

20代の69.3%は恋愛において相手に「譲れない価値観」を持っている

「恋愛において、パートナー選びで外面と内面どちらが大切だと思うか」という質問では、容姿や年収といった「外面」よりも、価値観や性格といった「内面」で恋愛相手を選ぶ人が84.3%と、「内面」が重要視されているという結果となった。

また、69.3%が恋愛において「譲れない価値観がある」と回答。

令和の恋愛は「内面」、特に自分の「譲れない価値観」と相手がフィットするかどうかが決め手になってきていることが推察されるという。

恋愛相手への「譲れない価値観」に絶対的なマジョリティはない

恋愛における「譲れない価値観」に関しては、「お金に関する価値観」が24.8%、「趣味に関する価値観」が15.3%、「人付き合いに関する価値観」が14.0%など多岐にわたっていること、その中で、絶対的なマジョリティがなく、「譲れない価値観」が人それぞれ違うことが分かった。

自分の中で大切にする価値観が人それぞれハッキリと分かれている今、昔の3K(高収入・高学歴・高身長)や令和の新基準ともいわれた3平(平均・平凡・平穏)、3低(低姿勢・低依存・低リスク)だけでは括れないほど、20代の“理想の相手”も多様化していることが窺えるとのことだ。

自分の価値観に合う「理想の相手」と出会ったことがない人は77.0%

「自分の価値観にピッタリと合う理想の相手に出会ったことがあるか」という質問では、77%が「ない」という結果に。

価値観で恋愛をしている20代は、「譲れない価値観」が多様化したことにより、令和の恋愛では自身の価値観がピッタリとフィットする”恋愛候補者”と出会うことが難しいということが判明。

また、今後も理想の相手に「出会えない」と思っている人は79.0%と、多くの人は価値観での出会いを難しく感じていることが明らかとなった。

■調査概要
調査名:20代の恋愛価値観に関する意識調査
サンプル数:20代の男女400名
調査期間:2023年1月12日~13日
調査方法:WEBアンケートにて調査

<参考>
with『20代の価値観レポート