アリババは、サンローラン、ヴァレンティノ、プラダなどのラグジュアリーブランドと提携し、初の試みである香水コーディネーターサービスをアリババのB2Cショッピングプラットフォーム「Tmall(天猫、Tモール)」に導入したことを発表した。
香水コーディネーターとは、香水に関する専門知識を有しているだけではなく、消費者ひとりひとりの好みや要望にもとづき、ギフト提案をする香り専門のカスタマーサービススタッフ。
香水コーディネーターになるためには、Tmallとブランドが共同で開催する認定研修を10回受講し、香水の成分から商品開発に関する知識を問う認定資格試験に合格する必要があるという。
消費者は、各ブランドのTmall旗艦店で気になる商品を見つけたら、香水コーディネーターにチャットで相談することができ、相談するとコーディネーターから最適な香水が提案され、その中から好きな商品を選ぶことが可能。
なお、同サービスは、サンローラン、ヴァレンティノ、プラダだけではなく、今後より多くのブランドへ順次展開される予定としている。
アリババは、今後も消費者のニーズを捉えながら、消費者の購買体験をより高めていくとし、ブランドとの協業を通じ新たなビジネス機会の創出に取り組み、オンラインにおける売上拡大や新たな市場開拓に貢献していくとのことだ。