ニトリホールディングスは、2023年3月に転勤なしの新制度「マイエリア制度」を新たに導入すると発表した。

「マイエリア制度」を3月より導入

【マイエリア制度概要

制度内容:
就業する地域を一部に限定し、転居なく通勤が可能な制度

対象者:
入社から一定期間の経過したニトリ総合職社員
※20代半ばから利用可能

対象エリア:
首都圏・関西圏
※今後拡大を予定

利用期間:
制限なし。いつでも申請・解除可能

報酬:減額なし

役職:制限なし

ニトリグループは、多方面の真のスペシャリスト育成のため「多数精鋭」の組織づくりを目指し、⼈材⼒を⾼めるために、さまざまな部署や地域で経験を積むなど幅広い領域の配転教育に基盤をおいているという。

これまで、多様な人材が活躍できるようにワークライフバランスの向上に取り組んできたが、さらなる取り組みとして、新制度「マイエリア制度」を導入に至ったとのことだ。

同制度のポイントは、制度を利用する社員と制度を利用しない社員との待遇差がない点としている。

制度を利用する社員に対して待遇の調整をするのではなく、転勤する社員の手当を拡充するなど、転勤のインセンティブを高める施策を実行することで、従業員のエンゲージメント向上のみならず、優秀な人材確保にも繋がると考えているという。

ニトリグループは今後も、働きやすい、働きがいのある会社を目指し、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みを推進していくとのことだ。