Microsoftと協業し衛星データ向けGenerative AIの開発を開始|Solafune

株式会社Solafuneは2023年2月13日、マイクロソフト社が提供するMicrosoft for Startupsの支援を受け、マイクロソフト社のリソースを活用して衛星データ向けのGenerative AIの開発を開始することを発表した。

衛星データの取得コストは高く、データライセンスに関連する制限が多い

近年、人工衛星が取得する地球観測データ(衛星データ)がビジネス利用されることが増えており、衛星データ解析技術の需要が高まっている。AIを活用した解析技術の開発には非常に多くのデータが必要だが、衛星データの取得コストが高いこと、データのライセンスに関連する制限が多いことが、衛星データのAI解析の発展において高いハードルとなっている現状がある。

低コストかつライセンスフリーの衛星データをAPIとして提供

このような背景から、同社とマイクロソフト社は、低コストかつライセンスフリーの衛星データをAPIとして提供することで、衛星データ解析AIの開発ハードルを下げることを目指すという。

将来的にはAI開発の学習用データとしてだけではなく、クリエイティブなAIのアウトプットを通して、都市開発や建築等の分野にも役立てられることが期待されている。

■Microsoft for Startups
世界140カ国以上で展開されているマイクロソフト社が提供する新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたスタートアップ支援プログラム

■株式会社Solafune
https://solafune.com

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