建設現場・資材置き場等の盗難やいたずらを防止する「しゃべるカメラ」

株式会社イノベーターは2023年2月10日、建設現場・資材置き場等で多発する盗難やいたずらを防止する新しい屋外防犯カメラシステム「しゃべるカメラ」の提供・販売を開始したことを発表した。

建設現場・資材置き場で起こる盗難

屋外の建設現場や資材置き場等では、休日・夜間は作業を中断する。人がいなくなるものの、建設資材や建設用具、車両等は現場に置いたままにせざるを得ない状況から、車両・トラックの盗難、電気工具・金属の盗難、その他に現場への不法投棄やいたずら等が多発している状況がある。同社はこうした建設現場・資材置き場のための新しい屋外防犯カメラシステム「しゃべるカメラ」を開発し、提供を開始したとのこと。

「犯人を現場に侵入させない環境にする」ことが大切

「しゃべるカメラ」はAIで侵入者を識別し、音声や光で威嚇し、盗難やいたずら・嫌がらせ等を予防する防犯カメラシステムだ。カメラに搭載されたAIは人と車のみを検知する機能を搭載し、侵入者を検知した場合、「音声警告」「光と音による警告」「自分の音声で警告」が可能になるとのこと。

防犯カメラの目的は、映像で犯人を捉え、警察にデータを引き渡して犯人逮捕に活かすだけではない。仮に犯人を逮捕できても、失った資材や財産が戻ってくる可能性は低く、結局泣き寝入りすることになりかねない。防犯カメラの最大の活用法とは「犯人を現場に侵入させない環境にする」ことにあるという。

「しゃべるカメラ」でできること

屋外防犯カメラシステム「しゃべるカメラ」でできることは以下のとおり。

・建設現場・資材置き場に犯人が侵入した際、周囲に目立つ強い光や音が浴びせられる
・犯行に及ぶ際に「警察に通報します」音声などで警告する
・犯行の一部始終を録画し、後に証拠とする

こうした場合、犯人は「捕まるリスクがある」とみなし、逃げ帰る可能性が高くなる。カメラには録画機能があるため、侵入者の顔を記録する。また「しゃべるカメラ」では、モニターはもちろん、スマホといったモバイル端末でも映像を確認でき、プリセット音声だけではなく、自分の声を相手に伝えることも可能。別途マイクをカメラに設置することにより、カメラ傍の音声を拾うこともできるという。

■屋外防犯カメラシステム「しゃべるカメラ」
https://bouhancamera-navi.com/system/line_warning/

>>ニュースリリース

モバイルバージョンを終了